普段の生活において、日常的にクレジットカードを利用している人も多いでしょう。
クレジットカードのグレードの1つに、プラチナカードがあります。
一般カードと比較して様々な特典があるため、普段から重宝している人もいるかもしれません。
プラチナカードには、特典の充実などのメリットがある反面、年会費の高さなどデメリットも存在します。
利用する際は、メリットの側面だけでなくデメリットにも注意を払い、自分に合っているカードかどうか十分に検討しましょう。
今回は、数あるプラチナカードの中から、おすすめできるものを紹介します。
また、自分に合ったプラチナカードの選び方やメリット及びデメリット、他のグレードのカードとの違いについても解説します。
この記事でわかること
- プラチナカードは優待や特典の内容などを比較した上での選択が望ましい
- ステータスの証明などプラチナカードならではのメリットがある
- 年会費の高さなど注意すべきデメリットもある
- 他のグレードの特徴も理解して自分に合ったものの選択が望ましい
この記事を参考にして、ぜひご自身に合ったピッタリのクレジットカードを見つける際の参考にしてください。
お得なプラチナカードを選ぶ際のポイントを理解しよう
数あるプラチナカードの中から、自分に合ったカードを見つけるためには、比較すべきポイントを押さえる必要があります。
お得なプラチナカードを選ぶ際に注目するべきポイントを、以下に6項目紹介します。
- 優待や特典の内容を比較する
- 還元率の設定を通常時と特典適用時の両方で確認する
- 年会費の設定を確認する
- ステータス性の高さに注目する
- 保険内容が充実しているか確認する
- 適用されている国際ブランドにも注目する
プラチナカードを最大限に活用するため、ぜひご自身にピッタリのカードを見つけましょう。
優待や特典の内容を比較する
プラチナカードの比較をする際は、カードに付与されている優待や特典の内容に注目しましょう。
プラチナカードには、一般カードやゴールドカードにはない、ハイグレードな優待や特典が付与されているケースが多いです。
例えば、高級ホテルの予約を優先的に取得できたり、高級で人気のレストランで一定の割引が受けられたりするカードがあります。
プラチナカードならではの、高級感を覚えられる優待や特典が充実しているのが特徴です。
空港ラウンジの無料利用なども、多くのプラチナカードに付与されている特典です。
普段から利用する機会が多いサービス、あるいはプラチナカードを取得したら利用したいと思っているサービスで手厚い優遇や特典が得られるカードを選ぶと良いでしょう。
還元率の設定を通常時と特典適用時の両方で確認する
クレジットカードとしての還元率の設定を、通常時と特典適用時の両方で比較するのも良いでしょう。
クレジットカードの魅力の1つとして、決済代金に応じたポイント付与が挙げられます。
ポイントを獲得するため、普段から現金決済の代わりにクレジットカードを利用する人も多いでしょう。
プラチナカードの場合、ポイントによる還元率はあまり高くないケースが多いです。
ポイントによる還元よりも優待や特典の内容が注目されがちであるため、還元率を気にしないユーザーもいるかもしれません。
しかし、プラチナカードで決済する金額は大きくなる場合が多いと考えられるため、少しの還元率の違いにより取得できるポイントは大きく変わってきます。
還元率を比較する際は、通常時の基本還元率だけでなく、特定の商品やサービスの決済時に適用される特別な還元率にも注目しましょう。
特に、普段から頻繁に利用するサービスで還元率の優遇が得られるカードは、優先的に選ぶと良いでしょう。
年会費の設定を確認する
プラチナカードを比較する際は、年会費の設定を必ず確認しましょう。
グレードの高いカードの場合は、高額の年会費がかかるのが一般的です。
数万円かかる場合も多く、大きな負担となってしまいます。
プラチナカードの年会費はカードによって違いがあり、中には数千円で取得できるものもあります。
年会費が高いほど特典などのメリットが多いのが一般的であるため、年会費の値段に加えて利用頻度や目的も考慮して、最も自分に合ったバランスの良いカードを選択しましょう。
ステータス性の高さに注目する
プラチナカードを選ぶ際は、ステータス性の高さにも注目しましょう。
プラチナカードのようなグレードの高いカードは、持っているだけで一目置かれるようなステータス性が備わっています。
そもそもプラチナカードはクレジットカードのグレードの中でも高い部類であるため、ステータス性は十分にあります。
さらに、カッコよく高級感があふれるデザインのカードの方が、よりステータス性を感じさせるプラチナカードとして見えるでしょう。
ステータス性がより大きく感じられるカードを利用して、高級感を楽しみましょう。
保険内容が充実しているか確認する
プラチナカードに自動的に付与されている、保険の内容の充実ぶりを比較するのも大切です。
クレジットカードには、保険料無料で保険が付保されている場合が多いです。
特に、プラチナカードのようなグレードの高いカードには、ほぼ何らかの保険が付保されていると思って差し支えありません。
自身の活動と合致した保険内容が付保されていると、安心かつ効率が良いためおすすめです。
例えば、海外に渡航する機会が多い人は、海外旅行保険が充実しているプラチナカードを選ぶと効率が良いでしょう。
単に保険の付保の有無を確認するだけではなく、内容にも注目するべきです。
もしもの時に支給される保険金の設定は、必ず確認しておきましょう。
適用されている国際ブランドにも注目する
プラチナカードを選ぶ際には、カードに適用されている国際ブランドにも注目しましょう。
クレジットカードに適用されている主な国際ブランドは、以下の5種類です。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
Visaは国際ブランドの中でも最もシェア率が高く、利用できる店舗も多いため、使い勝手の良いブランドといえるでしょう。
Mastercardは、ヨーロッパ方面でシェアが大きいブランドといわれていますが、世界的に幅広く利便性が高いです。
JCBは、日本で生まれた国際ブランドで、海外での日本人サポートが充実しているのが特徴です。
American ExpressとDiners Clubは、共にステータス性の高さが特徴の国際ブランドで、優待サービスが充実している点に特徴があります。
それぞれの国際ブランドの特徴を理解し、自分に合ったブランドが適用されているプラチナカードを選ぶと良いでしょう。
おすすめのプラチナカードを6種類紹介します
現在、プラチナカードは様々な会社が提供しています。
同じプラチナカードでも、それぞれ特徴や特典が異なるため、比較をして自分に合ったカードを選びましょう。
以下に、おすすめのプラチナカードを6種類紹介します。
名称 | 年会費 (税込) | 基本還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|---|
TRUST CLUB プラチナマスターカード | 3,300円 | 0.5% | Mastercard |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 22,000円 (初年度無料) | 0.50~1.00% | American Express |
JCBプラチナ | 27,500円 | 0.5% | JCB |
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 22,000円 | 0.5% | American Express |
エポスプラチナカード | 30,000円 | 0.5% | Visa |
三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円 | 1.0% | Visa |
ぜひ、自身と相性の良いプラチナカード選びに活用してください。
年会費が安いTRUST CLUB プラチナマスターカード
名称 | 年会費 (税込) | 基本還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|---|
TRUST CLUB プラチナマスターカード | 3,300円 | 0.5% | Mastercard |
TRUST CLUB プラチナマスターカードは、年会費が税込み3,300円と、プラチナカードとしては非常に低い料金設定のカードです。
年会費はかなり低額ですが、プラチナカードらしい多くの特典が適用されるリーズナブルさが魅力です。
国内線の空港ラウンジが無料で利用できる他、最大3,000万円の旅行保険が付与されています。
TRUST CLUB プラチナマスターカードには、「ダイニング by 招待日和」というサービスがあり、人気があります。
特定の有名レストランの予約を2名で行った際に、1名分が無料になる非常にリーズナブルな特典です。
リーズナブルさとプラチナカードレベルの優待や特典を活用したい人に、おすすめのカードといえるでしょう。
特典の幅が広く使いやすいセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
名称 | 年会費 (税込) | 基本還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|---|
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 22,000円 (初年度無料) | 0.50~1.00% | American Express |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、得られる特典の種類が多いプラチナカードです。
国内及び海外空港ラウンジが無料で利用できるため、出張の多いビジネスマンに適しています。
一方、特定のスポーツジムで優待が得られるなど、プライベートシーンでの利用においてもメリットがあります。
年会費は通常22,000円ですが、初年度は無料です。
また、年間200万円以上のショッピングの利用で、翌年度の年会費が半額の11,000円となります。
JCBのカードの中で最高クラスのJCBプラチナ
名称 | 年会費 (税込) | 基本還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|---|
JCBプラチナ | 27,500円 | 0.5% | JCB |
JCBプラチナは、JCBが発行するカードの中で最高クラスのスペックを持つプラチナカードです。
24時間いつでも利用できるコンシェルジュサービスは、幅広い要望に応えてくれる便利なサービスです。
ホテル予約やレストランの選定、レンタカーの手配まで様々な手続きの代行サービスを受けられます。
旅行保険が付保されているのはもちろん、最高1億円もの手厚い保障が得られます。
JCBの国際ブランドで高いステータスのカードを利用したい場合に、おすすめできるカードです。
海外渡航が多い人におすすめの三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
名称 | 年会費 (税込) | 基本還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|---|
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 22,000円 | 0.5% | American Express |
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、海外渡航をする機会が多い人と相性の良いプラチナカードです。
最高1億円の海外旅行保険が付与されるほか、ショッピング保険や犯罪被害傷害保険も自動で適用されます。
また、手荷物空港宅配サービスが非常に便利です。
1回の海外渡航で、1つの手荷物が往復無料になるサービスです。
出国時に自宅まで取りに来てくれるほか、渡航先の空港で受け取れます。
海外への渡航をスムーズに行いたいと考える人は、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
条件次第で実質年会費無料での利用が可能なエポスプラチナカード
名称 | 年会費 (税込) | 基本還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|---|
エポスプラチナカード | 30,000円 | 0.5% | Visa |
エポスプラチナカードは、年間で100万円以上のショッピングで実質的に年会費が無料となるプラチナカードです。
年間100万円以上のショッピング利用で、年会費は通常30,000円のところ、20,000円となります。
基本還元率が0.5%であるため、100万円のショッピング利用により20,000円分のポイントが獲得できます。
以上により、実質負担なしでプラチナカードが利用可能です。
プライオリティ・パスや最高1億円の旅行保険、1名無料のプラチナグルメクーポンなどの特典も満載の、魅力的なプラチナカードです。
還元率の高さが魅力の三井住友カード プラチナプリファード
名称 | 年会費 (税込) | 基本還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|---|
三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円 | 1.0% | Visa |
三井住友カード プラチナプリファードは、還元率の高さが魅力のプラチナカードです。
基本還元率は1.0%と、プラチナカードの中では高い水準です。
さらに、対象店舗での決済に利用すると、最大9%のポイント還元が上乗せされます。
対象店舗はコンビニやカフェチェーンなど非常に幅広いため、日常的に活用するうえでお得なプラチナカードといえるでしょう。
また、ショッピングの利用金額に応じてボーナスプレゼントがあります。
100万円で10,000万円相当、400万円以上で40,000円相当のポイントが得られます。
ボーナスプレゼントだけで年会費を上回るポイントが得られるため、使い方次第で非常にお得に利用できるカードです。
プラチナカードならではのメリットがあります
クレジットカードのグレードはいくつかありますが、その中でプラチナカードならではのメリットがあります。
利用を決める前に、あらかじめプラチナカードのメリットについて理解しておくと良いでしょう。
プラチナカードに多く見られるメリットを、以下に4項目紹介します。
- 空港ラウンジが無料で利用できる
- 持っているだけでステータスとなる
- レストラン優待などの特典が充実している
- 便利なコンシェルジュサービスが使える
以上は概要であり、実際にはカードごとに細かい設定があるので、利用するカードに適用される特典やサービスを十分に確認しましょう。
空港ラウンジが無料で利用できる
プラチナカードの多くに、空港ラウンジを無料で利用できる権限が付与されています。
一部のゴールドカードにも空港ラウンジ利用の権限が付与されているものもありますが、サービスが限定的であるケースが多いです。
例えば、ゴールドカードの場合は国内空港のみに利用が限定されたり、家族は利用できない場合があったりします。
一方、プラチナカードの場合は国内及び国際空港問わずすべてのラウンジが利用できるものが多いです。
プラチナカードにはプライオリティパスの権限が付与されているものもあり、世界各国の空港ラウンジが利用できたり、無料WiFiやフリードリンクが利用できたりします。
普段から頻繁に飛行機で旅行や出張をしている人は、空港ラウンジを無料で自由に利用できる点で、プラチナカードを持つメリットは大いにあると考えられるでしょう。
持っているだけでステータスとなる
プラチナカードは、持っているだけで高いステータスを証明できます。
プラチナカードは一般カードやゴールドカードよりも取得が難しく、周囲に社会的地位の高さをアピールできるでしょう。
クレジットカードに対するグレードの意識は、世界共通です。
クレジットカードを利用している国であれば、プラチナカードを見ただけでその価値を理解してもらえるでしょう。
プラチナカードを見せるだけで各店舗で丁重に扱われるケースも増え、一目置かれる存在になる可能性が高いです。
レストラン優待などの特典が充実している
プラチナカードの中には、レストラン優待などの特典が充実しているものが多いです。
例えば、通常では予約が難しい有名レストランを、優先的に利用できる特典のあるカードがあります。
また、高級ホテルの予約を優先的に取得したり、プラチナカードならではの割引が受けられたりする場合もあります。
チェックアウト時間の延長や、一部の施設が無料で利用できるなどの特典が得られるケースも多いです。
カードによって得られる特典は異なるため、自身の生活スタイルを考慮して相性の良いプラチナカードを選ぶのも大切です。
便利なコンシェルジュサービスが使える
プラチナカードによっては、便利なコンシェルジュサービスが使えるものもあります。
コンシェルジュサービスとは、様々なサービスをプラチナカード専用の担当者に相談して、代行してもらえるサービスのことです。
コンシェルジュサービスで利用できるサービスの例として、以下のようなものが挙げられます。
- 旅行の手配
- レストランの予約
- コンサートや各種イベントのチケット手配
コンシェルジュサービスに相談して、移動手段及びホテルまで一貫して必要な手続きを代行してもらえるケースがあります。
また、予約が難しい人気レストランでも、優先的な予約も特定のコンシェルジュサービスであれば可能です。
さらに、取得が難しい人気アーティストのコンサートの予約なども、優先して受けられる可能性があります。
プラチナカードには注意すべきデメリットもあります
プラチナカードには、以上のような多くのメリットがありますが、同時に注意すべきデメリットも存在します。
メリットを上手に生かさないと、逆にデメリットの影響が大きくなってしまい、不利益を被ってしまうかもしれません。
プラチナカードを利用する際に注意しておきたいデメリットについて、以下に3項目紹介します。
- 年会費が高い傾向にある
- 設定されている特典や優待を使いきれない
- 審査が厳しく取得が難しい
プラチナカードを保有する前に、自分の生活スタイルに合っているのかしっかりと考慮してから申し込み手続きをしましょう。
年会費が高い傾向にある
プラチナカードは、他のグレードの低いカードと比較して、年会費が高い傾向にあります。
一般カードの多くは、年会費無料あるいは数千円程度で保有できます。
また、ゴールドカードも高くても1万円程度の年会費で取得可能でしょう。
一方、プラチナカードの年会費は、2万円~5万円程度のものが多いです。
中には、10万円以上の年会費を支払う必要があるカードもあります。
特典や優遇が多い反面、年会費は高く設定されているため、年会費を低く抑えたい人にはプラチナカードは向きません。
設定されている特典や優待を使いきれない
せっかく高い年会費を支払ってプラチナカードを取得しても、カードに付与されている特典や優待の内容を使いきれない場合があります。
例えば、空港ラウンジの利用も、普段空港に訪れる機会の少ない人にとってはあまり意味はないでしょう。
また、普段から高級レストランやホテルを利用しない場合も、せっかくの特典を活かす場面が無くなってしまいます。
優待や特典が充実しているからこそ、高い年会費を請求されます。
優待や特典を活用する機会が少ない人は、無理にプラチナカードを持たず、格安で使い勝手の良いカードを利用すると良いでしょう。
審査が厳しく取得が難しい
プラチナカードの取得に際して実施される審査は、一般カードやゴールドカードよりも厳しいと考えられます。
そのため、プラチナカードの取得自体が難しく、人によっては利用できない場合もあるでしょう。
プラチナカードの審査においては、年収が一定額を超えているなど、特に収入の安定性を確認されると考えられます。
高めの年収を確保しているサラリーマンなど、収入額と安定性を認定された人のみが審査に通過できます。
収入が安定せず、年収が高くない人は、プラチナカードの利用をあきらめて他のグレードの低いカードの利用を検討すると良いでしょう。
プラチナカード以外のクレジットカードのグレードの特徴を理解しよう
プラチナカードの特徴やメリット及びデメリットについて紹介してきましたが、クレジットカードには他にもグレードがあります。
どのグレードのカードが自身と相性が良いのか考慮して、取得するカードを選択しましょう。
プラチナカード以外のクレジットカードのグレードは、以下の3種類です。
- 一般カード
- ゴールドカード
- ブラックカード
それぞれのグレードの特徴を紹介するため、取得するカードのグレードを選ぶ際の参考にしてください。
最も取得が簡単な一般カード
一般カードは、グレードとしては最も低く、比較的取得が簡単なクレジットカードです。
年会費が無料のカードが多く、手軽に利用できるのが最も大きなメリットといえるでしょう。
リーズナブルに利用できる反面、特典の充実ぶりは他のグレードのカードと比較すると劣ります。
利用限度額も低く抑えられている場合が多いため、高額のクレジット払いを想定している場合には向きません。
しかしカードによっては特定のサービスで割安が受けられたり、還元率が上昇したりするものも多く、使い方次第でお得に利用できるカードも少なくありません。
18歳以上で取得できるカードも多いため、初めてクレジットカードを持ちたいケースでおすすめのグレードといえるでしょう。
特典が充実し年会費も手軽なゴールドカード
ゴールドカードは、一般カードと比較して特典が充実しており、ステータス性においても高いカードです。
数千円から1万円程度の年会費がかかるケースが一般的ですが、利用金額などの条件をクリアすると年会費が無料になるカードも多いです。
国内旅行保険が自動で付与されていたり、国内線の空港ラウンジの利用ができたりするカードも多く、一般カードよりも特典の面で充実しています。
一般カードよりも申込時の審査が厳しい傾向にあり、安定収入を得ていないと審査に通らない可能性があります。
勤務先で交付されるコーポレートカードは、ゴールドカードであるケースも多く、一定のステータスを証明する際にも役に立つグレードのカードといえるでしょう。
最上級ステータスが得られるブラックカード
ブラックカードは、クレジットカードのグレードの中で最上級のステータスです。
ブラックカードを発行する企業は限られており、自由に申し込みができないケースが多いです。
カード会社などからの招待により申し込みができるケースが多いため、所有者が限られています。
年会費が高く、保有の維持に高額の費用がかかる反面、相応の充実した特典が得られます。
ブラックカードは利用限度額が高いのが特徴で、利用者によっては限度額の上限を設けていないケースもあるほどです。
高級ホテルやレストランの優先予約、人気ブランド品のプレゼントなど、他のグレードにはない充実したサービスが用意されています。
ブラックカードは保有が難しい反面、最上級のステータスの証明になる魅力あふれるカードといえるでしょう。
自分に合ったプラチナカードをお得に利用しよう
プラチナカードは、高いステータスを証明できるクレジットカードです。
自分に合ったプラチナカードを選ぶためには、以下のポイントに注目しましょう。
- 優待や特典の内容を比較する
- 還元率の設定を通常時と特典適用時の両方で確認する
- 年会費の設定を確認する
- ステータス性の高さに注目する
- 保険内容が充実しているか確認する
- 適用されている国際ブランドにも注目する
プラチナカードには、主に以下のようなメリットがあります。
- 空港ラウンジが無料で利用できる
- 持っているだけでステータスとなる
- レストラン優待などの特典が充実している
- 便利なコンシェルジュサービスが使える
しかし、逆に以下のデメリットもあるため、利用に際しては注意しましょう。
- 年会費が高い傾向にある
- 設定されている特典や優待を使いきれない
- 審査が厳しく取得が難しい
プラチナカード以外のグレードは、以下の3種類があります。
- 一般カード
- ゴールドカード
- ブラックカード
プラチナカードを含めそれぞれのグレードの特徴を理解し、ぜひ自身に合ったクレジットカードを利用しましょう。